西椎屋の景「宇佐のマチュピチュ」と「西椎屋の滝」
宇佐のマチュピチュ
大分県宇佐市の内陸に位置する院内町。耶馬渓最南部の院内町・西椎屋地区に、「秋葉様(火伏せの神)」とよばれている円錐形の山があります。
国道387号線沿いの高台に、秋葉様がよくみえる展望台があります。「宇佐のマチュピチュ展望所」です。
秋葉様の斜面に集落や棚田が点在している景色が、ペルーのマチュピチュに似ているので名付けられました。
30年ぐらい前は「東洋のナイアガラ」と称する観光名所がよくありました。最近のトレンドは「日本のマチュピチュ」ですね。本家のペルーのマチュピチュも日本人だらけだという話です。マチュピチュには日本人が本能的にひかれるものがあるのかもしれません。同じ山国だからでしょうか。
思いっきり流行ものにのっかたネーミングですが、当たり障りのない名前にしても、あまり人はこなかったかもしれません。
そして、展望所にのぼってみると、実際にかなりの絶景なのです。
SNS映えもバッチリ👌紅葉もすばらしいですね〜
毎週土・日曜、祝日には「天空の市」もオープン。展望所の売店に、地元産の農産物や加工品、工芸品などが並びます。(2021年4月~11月)
西椎屋の滝
西椎屋の滝は、宇佐の三瀑にかぞえられています。玖珠町と宇佐市の境にあるため、滝口が玖珠町・滝つぼが宇佐市というめずらしい滝です。
宇佐のマチュピチュ展望所から、国道387号線を西に進みます。10分ほど走ると、玖珠町のカントリーサインの看板があらわれます。
看板の近くに、滝への脇道があります。車で下っていくと、日出生(ひじゅう)ダムの横に出ます。西椎屋の滝の駐車場は、ダムの近くです。
滝の展望所へは、駐車場に車を停めて歩いて行きます。歩く時間は3分ぐらいです。
展望台の下に滝口がみえます。ダム壁のすぐ下から流れ落ちていますが、水源は日出生ダムとは別です。奥耶馬渓エリアの水をあつめて流れ落ちる姿は、まさに豪快!
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(※音量注意)
滝の落差は86メートルです。展望台から滝つぼまでおりられる遊歩道があります。2021年現在、滝つぼまでの遊歩道はくずれているため通行できませでした。滝つぼまでは、片道15分ぐらいです。
駐車場のちかくに、滝つぼまでの別ルートがあります。道は舗装されていて、軽自動車ぐらいなら通れそうでしたが、車で滝つぼまで下りられるのかは不明です。
西椎屋の滝のオススメシーズンは、春の新緑と秋の紅葉の時期です。