“あたらしい旅割”おおいた

日本三大投入堂のひとつ「龍岩寺」国宝三尊像と礼拝堂

2021年8月6日

大分県宇佐市の内陸に位置する院内町。「龍岩寺」は、院内町にある古刹です。奈良時代に、行基によって開山されたと伝えられています。奥の院礼拝堂は、大分県内で唯一の鎌倉時代の木造建築物です。礼拝堂は、中に祭られている白木の三尊像とともに、国の重要文化財に指定されています。

龍岩寺の奥の院礼拝堂は、鳥取県三朝町の三仏寺・鳥取県若狭町の不動院岩屋堂とならび「日本三大投入堂」に数えられています。投入堂とは、断崖のくぼみに建てられたお堂のことです。

三朝町の三仏寺の投入堂は、参拝するのに往復2時間以上のガチ登山をしなければなりません。龍岩寺の投入堂は、駐車場から500メートルぐらいです。

参道の入り口からゆるやかな階段をのぼっていくと、本堂と受付があります。受付で拝観料200円を支払います。

※受付の衛生状態がすさまじいことになっているので注意してください。お金を支払うために数十秒立ち止まっているのもきびしいほどの悪臭がします。本堂もボロボロでした。(2021年7月現在)

龍岩寺は大分県を代表するお寺なのに、あまり大々的に宣伝されていません。お寺がこんな状態なのが一因なのかな?と思ったり… 受付は高齢の女性がひとりでやっているようでした。たぶんお寺の人だと思います。

本堂を通過すると、急勾配の参道がつづいています。石畳で舗装された立派な参道です。

おおきな岩を手彫りしたトンネルがあらわれました。その前には、「萬力坊大権現」とかかれた看板が立っています。萬力坊は、行基が仏像を彫刻しているとあらわれ、大木を運び仏像をつくるのを手伝ったと伝えられます。怪力の老人だそうです。

しかし、萬力坊大権現への参道は崩れていて、通れないようでした。(2021年7月現在)

トンネルを通過してしばらくすると、頭上に奥の院の礼拝堂が見えてきます。

礼拝堂は天平18年に建立されました。天平時代は奈良時代の最盛期です。その後、鎌倉時代の弘安9年に復元修理がおこなわれました。

礼拝堂の下には、古い丸太ばしごのようなものが立てかけられています。「きざはし」といって、本尊の三尊を作ったときの残り木をつかったと言い伝えられています。きざはしは伊勢神宮に形をとどめるだけで、現物が残っているのは龍岩寺だけです。

きざはしは参道として使われていましたが、いまは別の場所に参道が整備されています。

礼拝堂に到着しました。手前の引き戸をあけて中に入ります。

うすぐらい堂内には、三体の木でできた仏像がまつられています。

三尊は向かって右から

  • 薬師如来座像
  • 阿弥陀如来座像
  • 不動明王座像

です。三体とも3メートルぐらいの高さです。三体は1本のクスノキからつくられました。優美な曲線をえがく雄大な姿です。屋根と岸壁の隙間から日光が差し込み、後光がさしているようにも見えます。

龍岩寺の三尊は昭和24年に国宝に、昭和25年には重要文化財に指定されました。

しかし、木格子が細かすぎて、肉眼でも仏像がほとんど見えないのがとても残念です。せっかくのすばらしい芸術作品、細部までみられるように改善してほしいです。

礼拝堂からは、福貴水・乱水・不滅水・飢餓水の湧き水が湧いています。福貴水は礼拝堂の中央に泉源があって、福貴水が湧く年は豊作だと言われています。三尊の後ろには乱水があり、赤い色が混ざると天変地異が訪れる予兆なんだとか。飢餓水は凶作。礼拝堂の左手には不滅水があり、かんばつの時も枯れることがないそうです。

わたしは不滅水しか発見できませんでした。不滅水は礼拝堂の裏にあります。


ちょっと残念なところも多い龍岩寺ですが、お寺の人の居住スペース以外は普通にキレイです。大分県を代表する文化財を見に、龍岩寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。

龍岩寺ちかくの観光スポット

もっとくわしい観光情報は

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龍岩寺

所在地: 〒872-0344 大分県宇佐市院内町大門290−2

電話: 0978-42-6560

宗派: 曹洞宗

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寺社院内

Posted by sahsan