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もはや海水浴?福岡県豊前市「汐湯の里」の海水温浴がアツい!

2023年10月10日

大分と福岡の県境の近くにある豊前市。東に広がる豊前海は遠浅の干潟で、タコや貝類、ハモなどの漁場です。海と山にかこまれたのどかな場所ですが、海側には火力発電所が造られ、周辺は工業地帯になっています。

汐湯の里は、工業地帯の中にある「豊前市老人福祉センター」の入浴施設です。

豊前市老人福祉センターのとなりは、ゴミの焼却場です。汐湯の里は、ゴミ焼却場の熱を利用してお湯をわかしています。

入浴料金は、玄関をはいってすぐの場所にある受付で支払います。料金は、豊前市内200円/市外300円です。

受付の奥には、ソファー席と大広間、一番奥にレストラン「浜辺の食堂」があります。

海水そのままの露天風呂は開放感バツグン!

浴室は、広間の反対側にあります。大きなのれんが目印です。

汐湯の里には、3種類の湯船があります。

  • ふつうの沸かし湯の内湯
  • 海水をひきこんだ露天風呂
  • 海水と熱湯をまぜた海水温浴風呂

豊前市老人福祉センターは、すぐ目の前が豊前海です。海の水をひきこんだだけのシンプルな露天風呂は、夏場のほてったからだをひんやり冷やします。

海水をひきこんだ露天風呂(男湯)

男湯の露天風呂からは、豊前海が一望。女湯の露天には壁があって、景色は見えません。屋根があるので日差しも気にならないし、海水浴より快適です。

露天風呂や海水温浴風呂の浴槽は砂でジャリジャリします。海水をそのままくみあげているため、砂も一緒にあがってきてしまうのです。塩素消毒や加温もしていないので、夏場はフナムシがえげつないです!!!虫が苦手なひとは内湯だけにしておいたほうがいいかも?

海水は、アトピー性皮膚炎やあせもなどを改善するといわれています。汐湯の里は、夏場の肌トラブル対策にも最適です。

沸かし湯の内湯

風呂上がりは、海水浴のあとのような心地よい疲労感につつまれます。汗もしゃきっとひくので、汐湯にはいった日はグッスリよく眠れるんです。

汐湯の里のレストランは食事もおいしい穴場スポット

レストラン浜辺の食堂の料理は、併設されている弁当工場でつくられています。豊前市老人福祉センターでは、老人向けの宅食もおこなっているのです。浜辺の食堂は、品数は少ないですが、手作りの郷土料理を食べることができる豊前市の穴場ランチスポットです。

浜辺の食堂には給仕係がいません。料理のオーダーは、入浴料を支払った受付で食券を購入します。メニューは受付にあります。

食券を購入したら、レストランの奥の弁当工場で声をかけ、出てきた人に券をわたします。

食事はレストランや広間の席で食べます。食事は席まで運んでもらえます。

テーブル席は、弁当工場の入り口にあるダイニングテーブルです。座敷は舞台がある大広間です。舞台はカラオケのステージとして使われていますが、取材時はコロナのまん延防止等重点措置で休止中でした。ふだんはカラオケでにぎやかなので、落ちついて食事ができる雰囲気ではないかもしれません。

座敷の窓の外には、真っ青な豊前海が広がります。

今回は貝汁定食を注文しました。貝汁はアサリのお味噌汁のことです。豊前海はアサリの漁場としてしられています。貝汁は、豊前市周辺の郷土料理のひとつです。

プリプリのアサリは旨味がたっぷり♪おおきな塩おむすびがついて700円です。素朴なおいしさに大満足でした。

浜辺の食堂は営業時間が11時00分~13時00分(LO:13:00)の2時間だけです。営業時間が短いのも、穴場感たっぷり…しかし不便や〜💦せめて14時ぐらいまではやっていてほしい。ランチのタイミングにあえば、ぜひ立ち寄ってみてください。

豊前汐湯の里

住所:〒828-0021

福岡県豊前市八屋322-50

TEL:0979-83-3917 /  FAX:0979-83-3917

営業時間:海辺の湯処「汐湯の里」 11時~18時(開館10時30分)

     ※定休日(毎週月曜日、お盆、年末年始)  

浜辺の食堂

11時00分~13時00分(LO:13:00)

     ※ランチ営業のみ。定休日(毎週月曜日、お盆、年末年始)