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阿蘇「奴留湯(ぬるゆ)温泉」の冷たい硫黄泉が猛暑日に最高!

2023年10月10日

熊本県の阿蘇エリアに位置する小国町は温泉密集地帯として知られています。狭いエリアにさまざまな泉質の温泉が湧いていますが、暑い夏の日にぴったりなぬるい温泉があります。その名も「奴留湯(ぬるゆ)温泉」です。

奴留湯温泉は、小国町の北里という場所に共同浴場が一軒あるだけの温泉地です。国道387号線沿いに看板が立っているので、案内にしたがって細い道にそれるとすぐに温泉の建物が現れます。

建物外観はぱっと見モダンな雰囲気です。もとはかなり古い日本家屋なのですが、外側だけ新しくリフォームしたようです。

駐車場は共同浴場の建物の裏手にあります。裏手には公民館みたいな建物もあって、トイレは公民館にしかありません。お風呂に入る前に済ませていくのがいいでしょう。

奴留湯温泉は無人なので、お金は入り口の料金箱に自主的に投入します。料金は大人200円、子供100円です。

脱衣所には衣類を置く棚がありますが、鍵付きのロッカーなどはありません。貴重品の管理は自己責任で。

浴室には大きな浴槽がひとつあって、端のほうに仕切りがあります。

大きいほうの仕切りには「上がり湯」と書かれた札がかかっています。

夏場は38度の源泉が非加熱でザバザバ投入されているので、上がり湯も小さいほうの仕切りの温泉もほとんど温度は変わりませんが、冬場は湯温が低すぎるので加温されるので、湯口に近いほうが温度が高いです。

奴留湯温泉の名前の由来は、お殿様のお供をしていた奴さんがこの地に留まりぬるい温泉で疲れをいやしたからだといわれています。なんかこじつけっぽいね!

奴留湯温泉の泉質は硫黄泉で、かきたま汁のような白い湯の花が浮遊しています。やわらかい肌触りの温泉で、疲労回復だけでなくお肌もすべすべに!

どうですか?このすごい湯量!浴室に入っただけで、いい温泉なのがどなたにでもお分かりいただけるかと思います。

洗い場にはシャワーなどはなく、備え付けの洗面器で湯船の温泉を直接くんで体や頭を洗います。シャンプーや石鹸はないので自分でもって来ましょう。


ちなみに、脱衣所にはドライヤーなどもないので、頭を洗うときは吸水性の高いヘアドライタオルがあるといいですよ!

さーさん愛用のタオルです。↑ ↑ ↑

ワサワサ~ってやるだけで、ショートヘアの人ならほとんど乾いてしまいます。安心安全な日本製、高性能なのにコンパクト。価格もお手頃なので、温泉旅行のおともにおすすめですよ~!

奴留湯温泉のアクセス

住所:〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里2284

料金:大人200円・子供100円

営業時間:朝8時~夜9時