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大分県に移住するなら別府市がおすすめ!

2023年3月、大分県の中津市というところから大分県別府市に夫婦で引っ越しました!わたしは夫と結婚するまで別府市で一人暮らしをしていたので、今回の引っ越しはUターンになります。


旅行などで別府を訪れて「別府に住みたい」と思ったことがある人ってけっこう多いんじゃないでしょうか。そんなわたしも別府にほれ込んで東京から移住してきました。別府は移住するのに超おすすめな町です。特に都会の人には居心地がいいと思います。

今回は別府が都会からの移住に最適な理由をご説明したいと思います。

いいところばかりでは何なので、別府に住むデメリットもご紹介!大分に移住を考えている人の参考になればと思います。

別府に移住するメリット

他人との距離感がちょうどいい

大分県の自治体の多くは住民が出ていくことはあっても、入ってくることはほとんどありません。先祖代々その土地に暮らし、地元の学校から地元企業に就職したり家業を継いだりして、適齢期になったら地元の人と結婚、子供も親と同じ学校に通う、というのが普通です。そのため、地域住民全体が知り合いのような感じです。たとえば、子供同士が同じ学校で共通の知り合いがいるとか、旦那さん同士が同じ職場だとか。田舎の人に詮索好きが多いのは、初対面の人でも探れば共通の話題があるからだと思います。

わたしが別府に引っ越す前に住んでいた大分県中津市は、大分県第三の都市です。中津城を中心とした城下町として古くから栄えていました。福岡県と隣接しているので北九州方面のアクセス抜群、県下最大級のイオンモールやシネコンもあって、「田舎」という感じではありません。しかし、そんな中津市でも、詮索好きの風潮はあったように思います。


その点、港町で観光地でもある別府は、船乗りや旅館の仲居さん・板前さんなどの訳ありな人もたくさん流れてきます。そんな土地柄なので、別府には他人のプライベートに干渉しない雰囲気が定着しています。

別府大学やAPU(立命館アジア太平洋大学)などの大学が立地しているので、他県から進学してきた若者や海外からの留学生もたくさんいます。

よそ者が珍しくないところが、移住に適している最大のポイントです

地域活動の強制が少ない

大分に限らず、祭の準備や道路清掃などが義務化されている地域は多いと思います。私が別府で家探しをしていたとき、別府市内のいくつかのエリアで「地域活動の強制はあるか」を仲介業者に確認しましたが、すべてのところで「ない」との回答をえました。

今住んでいる場所も、清掃や祭の準備などは一切ありません。自治会はありますが、我が家は借家で子供もいないので入りませんでした。自治会に入らないと市報がもらえませんが、大事なことは大家さんや近所の人が教えてくれるので、今のところ困ったことはないです。

都会にあるお店がそろっている

都会ではどこにでもあるお店が大分になくて困ることがよくあります。わたしが大分にないと知って驚愕したのがサイゼリヤです。今でもサイゼリヤは大分県にはまだ進出していませんが(2023年6月現在)、別府には業務スーパー、ドン・キホーテ、カルディ、無印良品などがあります。

数年前まで、これらの店は大分市内にしかないか、大分に出店していませんでした。マジでめちゃくちゃ便利になったと思います。


また、別府市には二郎系ラーメンの「太一商店」があります。九州のラーメン屋は九割が九州とんこつラーメンの店なので、ほかの種類のラーメンが食べられるのはとても貴重です。ラーメンは日本人のアイデンティティの一部といっても過言ではありません。ずっととんこつラーメンしか食べられないとなると、人によっては精神的にかなり来るものがあろうと思われます。わたしも太一商店には何度も助けられました。

以前書いた、大分でとんこつラーメン以外のラーメン食べられる店をまとめた記事です。よろしければこちらもどうぞ。

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文化レベルが高い

別府市ではNPO法人BEPPU PROJECTにより、国際的なアートイベントが毎年開催されています。下の写真は2018年、別府公園で行われたアニッシュ・カプーア IN の様子。別府で アニッシュ・カプーアの実物がみられるなんて!と大興奮いたしました。

別府駅近くにある清島アパートは、若手アーティストの拠点になっていて、そちらでもアートイベントや展示などが行われることがあります。また、毎年5月から6月の期間中は、別府駅前の商店街で別府アートマンスとよばれる文化・芸術に関わるたくさんのイベントを集めた市民文化祭が開催されます。

大分市に近い

別府最高!とは思いつつも、大分県の中心はやっぱり大分市です。資格試験や、会社の講習会なんかはたいてい大分市で開催されます。免許センターも大分市内にあります。役所関係の手続きで、大分県庁まで行かなければならないこともたまにはあるかもしれません。

いわゆる”百貨店”があるのも、大分県では大分市内だけなので、デパ地下グルメやデパコス、ハイブランドの洋服などは大分市内に行かないと手に入りません。シネコンがあるもの、中津市と大分市だけです。

しょっちゅう大分市に出かける用事はなくても、家が大分市から遠いと不便に感じることはかなり多いと思います。別府駅は大分駅の3駅となり。車でも40分ほどです。

温泉で健康になれる!

いわずもがなですが、別府市には温泉が多いです。市内にある源泉の数は2000以上と言われています。

「別府では各家庭に温泉がひかれている」と言われますが、実際は温泉がある家はごく一部です。温泉を掘削する際に、出資をした家にだけ温泉が引かれています。

自宅に温泉がある家は、大金を出してわざわざ温泉を引いているので、家を手放すことはまれです。そのため温泉付きの売り家や借家をさがしても、なかなか見つからないと思います。

マンションなどの敷地内にマンション専用の共同浴場があることはよくあります。わたしが住んでいる借家も、近所の借家の人たちだけで共有している温泉があります。

でも別府には安く入れる温泉があちこちにあるので、温泉付きの家にこだわる必要はないんじゃないかなーというのがわたしの考えです。


温泉都市別府ならではだと思うのが、市営「湯都ピア浜脇」です。トレーニング室にお風呂が併設されている公共施設なのですが、そのお風呂がゴイスー。

湯都ピア浜脇 の浴室には、かぶり湯・気泡浴・全身浴・圧注浴・うたせ湯・運動浴・寝湯があり浴室の外には歩行浴や入浴の途中で休憩ができる和室休憩室もあります。

しかも料金は700円!お湯は源泉かけ流しです。市営の施設が健康ランドやスパ銭を超えているなんて…さすが別府。

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移住別府

Posted by sahsan