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温泉の穴場・耶馬渓「若山温泉」は絶景混浴温泉が楽しめる!

2023年10月10日

「日本一のおんせん県」のキャッチコピーで知られる大分県ですが、意外に数少ないのが混浴です。

つい30年ぐらい前までは、大分県でも混浴はあちこちにありました。大型ホテルでも、大浴場が混浴ということもめずらしくなかったそうですが、時代の流れから現在はかなり少なくなっています。特に、ホテルや入浴施設など、管理されている場所での混浴は数えるほどしかありません。

今回ご紹介する若山温泉は、温泉地としては知名度の低い中津市にあります。

中津市はおんせん県にありながら、温泉がほとんどない地域で、八面山のふもとにある「金色(かないろ)温泉」と、耶馬渓に数軒の入浴施設が点在するのみです。

耶馬渓とは、中津市の内陸に広がる渓谷の総称です。とても範囲が広いので、本耶馬渓・深耶馬渓・奥耶馬渓・裏耶馬渓などのエリアに分類されます。温泉施設のおおくは深耶馬渓に集まっています。若山温泉も深耶馬渓にある日帰り温泉です。

県道沿いに、車が20台ぐらい停められる大きな駐車場があり、その奥に食堂があります。温泉の料金は食堂のレジで支払います。

料金は大人300円、こども150円です。(2022年11月現在)

食堂のとなりに男女別の内湯の建物があります。混浴なのは露天風呂で、内湯とは別の場所にあります。内湯の建物のわきのけもの道のような細い道を川沿いに下ると、露天風呂の建物が見えてきます。

泉質はアルカリ性単純温泉。わずかに茶色みがかった「モール泉」の温泉です。モール泉は、化石化した植物などが溶け込んだ温泉のことです。フミン酸やメタケイ酸などの美肌成分が豊富で、保温効果にも優れています。

https://www.visit-oita.jp/onsen/spots/detail/9173 より

露天風呂の温度はぬるめなので、のんびり長湯するのに最適。せせらぎを眺められる眺望が解放感バツグンです。

内湯も露天風呂と同じ温泉ですが、内湯の方は少し湯温が高めに設定されています。食堂の建物の向かって右側に内湯の建物があります。内湯は男女別で、大人3人ぐらいが利用できる大きさです。シャワーがないので、わたしは湯舟のお湯を汲んで頭や体を洗いました。

最後に

若山温泉の温泉は透明なので、混浴露天風呂は混浴初心者には少しハードルが高いかもしれません。とはいえ、脱衣室が男女別で新しく清潔なので、混浴に何度か入ったことがある人にはおすすめの温泉です。

耶馬渓温泉郷「若山温泉」へのアクセス

住所:〒871-0405 大分県中津市耶馬溪町大字山移 深耶馬渓3263

電話番号:0979-55-2063

営業時間:温泉:11:00~20:00/食堂:11:00~17:00

定休日:不定休

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