シャリシャリ湯の花が効きそう!長湯温泉「水神之森」は夏におすすめ
大分県南西部の内陸に位置する長湯温泉は、炭酸泉で有名です。入浴剤のバブは、長湯温泉を研究して作られたんだそうです。まるでソーダに浸かっているような、強力な炭酸です。ぬる目で提供される温泉が多いので、夏におすすめの温泉地です。
「水神之森」は、温泉街の中心地から南へ1キロほどの、うっそうとした山間部の森の中にあります。ウッドハウス風のペンションを思わせる建物です。一見すると温泉旅館には見えませんが、知る人ぞ知る名湯が沸いているんですよ。療養のため長期滞在するひとも多いそうです。
水神之森の泉質は炭酸水素塩泉です。広々とした浴室の中央には、仕切りのついた大きな浴槽があります。温泉の注ぎ口に近い方の湯舟には、発泡スチロールのふたがされています。温泉の成分が飛ばないための工夫です。
茶色くにごった温泉の水面は、結晶した湯の花でおおわれています。湯船の底には、シャリシャリとした湯の花が沈殿しています。温度はかなりぬるいです。
露天風呂もあります。露天風呂はひとつしかないので、男女入替制です。森のさわやかな風がふきぬける開放的な露天風呂は、暑い夏にぴったりです。
※水神之森の看板犬は来客にめちゃくちゃ吠えます。犬が苦手な人は要注意。
長湯温泉「水神之森」
営業時間: 10:00~22:00
不定休
入浴料=大人500円、小人(1歳~小学生)300円/貸切内風呂=2000円(1時間)/食事付入浴(10:00~19:00、要予約)=1404円~